みんなが行きたくなるカフェってどんなカフェ?③

まちづくり協働研究プロジェクトチーム(公益財団法人三菱財団「障害のある人から学ぶまちづくり協働研究―障害のあるリサーチャーおよび学生サポーターの育成」)主催のリサーチプロジェクト(詳細はリンク先のチラシ(10.19) 参照)の第三回を12月19日に開催しました。

奈良の たんぽぽの家と ジョイアス・スクールつなぎ のメンバー、奈良女子大学、奈良教育大学、帝塚山大学、立命館大学などの学生や院生、複数の大学の研究者などが参加者で、みんなで調査を行っていきます。

調査の打ち合わせ

調査の打ち合わせ

前回までには、4チームにわかれて「みんなが行きたくなるカフェ」ついて意見を出し合ったり、奈良女子大学生協食堂で調査の練習を行ったりしました。回数を重ねるごとにチームの仲も深まってきて、カフェのオープンに向けてだんだんと調査がすすんできたと思います。

第三回目の今回は、実際にチームごとで調査に行く計画を立てました。いつ、どこに行って、どんな調査をするのか。誰がどんな役割を担当するのかなどを決めました。

「みんな」が行きたくなるカフェをつくるために、地域に住んでいる人に調査しにいったり、実際に人気のあるカフェにはどんな特徴があるのかを調査する予定です。

調査するカフェの候補

調査するカフェの候補

また、ケアが必要な高齢者の人たちや小さい子どもがいるお母さんなど、普段カフェに行きたくても行きにくいと思っている人たちにも調査をして、「みんな」が行きたくなるカフェをつくりたいですね。

各チームでは、実際に調査をさせてもらうためにはどうやってお願いをしたらいいだろう?調査には何を持っていく必要があるだろう?突然質問したらびっくりされないかな…などスムーズに調査を行うための相談をしました。

知らない人に調査をするのはとても緊張しますが、しっかり準備していけば大丈夫という前向きな声も聞かれました。

調査項目の検討

調査項目の検討

1月中にチームごとに調査にでかけます。

次にみんなが集まる時には、それぞれのチームでどんな調査をしたのかを発表します。どんなことがわかるのか、今から楽しみです。

(奈良女子大学大学院・生活文化学専攻 饗庭奈央子)