合同ゼミ合宿2日目、3日目(9月11、12日)

今年ももう終わってしまいそうです、ということで、9月10、11、12日に開催された奈良女子大学井口高志ゼミと山口大学岡邊健ゼミとの合同合宿の報告後半です。

無事の卒業を願って

無事の卒業を願って

二日目は、宿泊場所でもある阪急六甲駅前の神戸学生・青年センターで4回生の卒論中間報告と討論が行われました。

奈良女子大学側のテーマは、「名づけの外部化―キラキラネームに迫る」「発達障害の子どもを持つ母親の障害認識変容過程とそれを支えるための支援とは?」「精神障害の親を持つ子どもへの支援とその効果」「同族企業における継承問題」「家庭での中食利用からみる料理に対する意識の変化」でした。

山口大学側のテーマは、「学生は企業の採用基準をどう捉えているのか」「新聞・週刊誌は加害少年をどのように伝えているか」「いわゆる「ブラックバイト」問題に関する考察」「マスメディアが描く「ママ友」像」「教師向け雑誌にみる「いじめ」」でした。

山口大学側は、前期にタイトルが決定されているため、分析計画や実際の分析など、手堅く進行状況が報告されました。奈良女子大学側は提出が山口大学より一か月遅く、タイトルの最終決定も年明けのため、先行研究の紹介とされに基づく研究計画中心に報告がなされました。

朝から夕方まで、かなりタイトなスケジュールでのハードな報告会だったと思いますが、活発にディスカッションができたと思います。

報告会終了後は、阪急六甲駅前の居酒屋で、奈良女子大学のOG3名も加わり、お楽しみの打ち上げでした。昨年も盛り上がりましたが、今年は去年よりもいろいろな人が参加していたこともあり、仕事の話や大学院での研究の話など、多様な話題で楽しいひと時でした。(飲みすぎの人や帰りの時間がやばそうだったOGの人もいたようですが…笑)。

最終日は、朝、年明けの卒論提出に向け、健闘を誓いあって…はいませんが、集合写真を撮って学部生は解散。

学部生の人たちは観光に行ったり、帰宅したりとしましたが、合宿に参加して議論を盛り上げてくれた山口大学OBの大学院生と、教員2名、12日朝に合流した奈良女の大学院生とで、今度は修論ゼミ。神戸のいい感じの喫茶店で3時間程度、熱く?議論をしました。