卒業時にはこのような能力が身についています(ディプロマ・ポリシー)
生活文化学科は、広い視野と専門的スキルの両者を兼ね備えた人材を育成する。
地球上の多様な人間生活を視野に入れ、そこで生じる課題に専門的知識で取り組み、社会に貢献できる人材を育成する。
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- 全学共通カリキュラムおよび学科カリキュラムを通じて、社会における様々な事象に対し、人文・社会科学の分野横断的な視点から物事を捉える能力を身につけている
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- 高いレベルの専門的知識およびそれらを体系化する論理性、客観性を身につけている
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- 主体的学習者として自ら学んで、問題を発見し、その解決に向けた取り組みを卒論としてまとめる能力を身につけている
- 習得した知識、論理性、分野横断的なアプローチなどの諸能力を、社会の中で役立てる際に必要となるプレゼンテーション能力を身につけている
(参考)卒業論文のタイトル
生活文化学科のカリキュラム(授業内容)
あなたには、どのような「学び」が待っているでしょうか?
(1)時間割は自由に組み立て可能
大学4年間で卒業するには一定単位を履修(とりたい授業を登録して試験等で評価をうけて合格点に達したら履修したことになります)しなければなりません。
科目ごとの単位数や卒業に必要な履修単位数、一年間に登録できる単位の上限などは、大学や学部・学科によってそれぞれ違います。
生活文化学科では、卒業単位は124単位、4年生のときに卒業論文を書くことが必ず必要(必修)と定められています。授業は2学期制で、前期(4~9月)と後期(10~3月)に分かれています。
原則として、1科目につき1回90分授業で各学期15回行われます。授業は、2単位(講義・演習科目のほとんど)あるいは1単位(語学科目や実習科目など)です。語学科目(8科目8単位必修)などを含めると、卒業までに70科目程度を履修することになります。1年間に20科目程度の計算になりますね。
(2)生活文化学科の専門科目はじつに多彩!
生活文化学科では、さまざまな科目が開講されています。人類学、社会学、法学、歴史学、社会心理学、経済学、社会福祉学、視覚文化論、ジェンダー論などです。
4年間で、これら多様な学問分野を学びつつ、最終的に自分なりのテーマを見つけます。そして、研究計画を立ててリサーチ・執筆に取り組み、卒業論文を完成させます。あなたの4年間の集大成として卒論を書き上げるなかで、あなたの力がどんどん開花していくはずです。
(3)授業の3本柱は、講義・演習・ゼミ
生活文化学科では、講義・演習・ゼミが授業の3大柱です。
○講義
教員がそれぞれの専門分野につき、最先端の学問状況をわかりやすく講義します。高校までに学んだことよりも、広く、深い内容です。日々の暮らしのなかに潜む矛盾や問題点に気づくことができるでしょう。
○演習
演習は2回生後期からはじまります。演習は、少人数で教員や他の学生と対話的な学習を行います。文献を講読したり、何らかのテーマを調べて発表したり、ゼミによって方法や課題はさまざまです。複数の演習科目を履修できますので、さまざまな視点から物ごとを見る姿勢を養ってください。
○ゼミ(卒論ゼミ)
3回生になると、希望に応じてゼミ(卒論ゼミ)の配属が決まります。ゼミは、各研究室単位に開講されており、3年後期から4年が終わるまで、1年半の間、ともに学ぶ単位といってもいいでしょう。
卒論ゼミの定員は、最大5名。超少人数のゼミで、卒論完成に向け、自らの興味関心を徹底的に追求してください。ありとあらゆることを卒論のテーマにすることができます。論文を提出した後、全員で卒論発表会を行い、そのプレゼンを含めて卒論の評価が決まります。
生活文化学科の専門科目(2016年度)
○講義科目
生活文化学入門(1回生向けの入門講義)
生活文化人類学
医療社会文化史
女性生活史
ジェンダー法文化史
西洋女性生活史
ジェンダー文化論
家族・ジェンダー論
視覚文化論
服飾とジェンダー
人間関係文化論
家族関係論
家族問題論
家族援助法
社会システム論
生活の情報管理とシステム
ライフスタイルと法
消費者法
生活経済学
経済原論
経済政策
ソーシャルリサーチ論
社会統計学
○演習科目
生活誌演習
生活文化史演習
ジェンダー法文化史演習
ジェンダー文化論演習
視覚文化論演習
人間関係論演習
家族関係論演習
社会システム論演習
消費者法演習
生活文化学演習(3年後期卒論ゼミ)
○実習・語学関係
フィールド調査実習
フィールド英語演習
人間関係文化論外書講読
生活文化学インターンシップ