共生社会生活学講座(目的)

本講座は、生活(個人・家族・地域)視座から、共生社会の建設に関わる諸問題について、基礎学と実践学のバランスを重視しつつ解明することをめざします。

生活次元の共生課題としては、福祉・ジェンダ-・家族・民族・防災・環境保護、消費など多様ですが,いずれも従来型生活課題の延長的展開では解決困難なものばかりといえます。

その困難な課題に対して,学内外の関連スタッフとの協力関係の下,講座キーワードに挙げたごとく多彩な学問領域からの接近を学際的・未来志向的に統合して,具体的・問題解決的な展開をめざします。

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博士学位論文

平成23~29年度は作成中

平22

青木 加奈子 「子どもを持つことに関する意思決定と選好性―デンマーク人カップルの事例から―」 博士(学術)
浅田(梶原)彩子 「ひきこもりの家族の実態と対処支援の研究」 博士(学術)

平21

水島 かな江 「近代における家庭の生成と変容―家族・庭・和楽団欒―」 博士(学術)
岩瀬 久子 「ドメスティック・バイオレンス(DV)政策における被害者支援に関する研究―DV被害者支援からFV被害者支援への展望― 」博士(学術)
菊地 真理「 ステップファミリーにおける家族関係の形成と対処支援の研究―継母のストレス対処過程のメカニズム―」 博士(学術)
Reyila Maimaiti「 中国・新疆におけるウイグル族のリプロダクティブ・ヘルスに関する研究―避妊・中絶に関する意識と実態― 」博士(学術)
中原 朝子 「正規雇用への転換ニーズに関する研究―有配偶パートタイム労働女性の「自発的選択」評価の再検討を通して―」 博士(学術)

平20

八木 彌生「 日本人女性の乳がん経験に関する研究―診療・支援体制と語りの分析を通して 」博士(学術)

平19

奥田 敦子 「オーストラリアにおけるケアとその展開に関する研究―緩和ケア、及び、多文化性に対応したケアを中心にして―」 博士(学術)
崔 廷臣 「韓国の育児家庭における育児援助ネットワークに関する研究―育児サポート・システム構築に向けて― 」博士(学術)
磯部 香 「明治中期・後期における「家庭」言説をめぐる家族とジェンダー―『女鑑』(明治24~42年)を分析対象として― 」博士(学術)

平18

松本 由香 「インドネシア人ファッション・デザイナーの創作と思考―多文化性、伝統およびグローバル化との関連から― 」博士(学術)
李  永子 「災害時要援護者支援に関する研究―災害時における社会福祉施設の活用可能性を中心に― 」博士(学術)

平17

松井 順子 「高齢者の食事保障に関する研究- 配食サービスの供給システムを中心として -」 博士(生活環境学)
田村 久美「 地域生活者の福祉教育に関する新展開-「消費者福祉学習」の理論化にむけて-」 博士(学術)
CHITHTALATH SENGAMPHONE 「 A Study of Development Projects and Ethnic Minorities in the Moksuk-Tafa Area,Bokeo Province in Lao P.D.R.(ラオス人民民主共和国における開発プロジェクトと少数民族に関する研究 -ボケオ県モックスック・タファ地方の事例-)」 博士(学術)

平16

李 東輝「 中国農村地域における「男児選好」意識の維持メカニズムに関する研究」 博士(学術)
赤澤 淳子「 カップルにおける性別役割行動と関係満足度の規定因に関する研究-恋愛関係および夫婦関係における検討-」 博士(学術)
柏尾 珠紀 「戦後の日本農村における空間変容とジェンダー」 博士(学術)
赤星 心 「鳥獣害問題に関する環境社会学的研究-地域住民の自然に対する認識を中心に- 」博士(学術)