澤田 佳世

■専門分野

人口社会学、家族社会学、ジェンダー研究

■担当科目

[ 学部 ] 家族関係論演習、家族関係論(2020年度以降)、人口と家族の社会学(2020年度以降)、家族援助法
[ 大学院(前期課程) ] 家族社会学、家族社会学演習
[ 大学院(後期課程) ]

■ 研究内容

社会現象としての人口(とくに出生力)と家族の変動、少子高齢社会の再生産領域(生殖と再生産労働)の諸相を、ジェンダーという分析概念と質的調査の研究手法を用いながら、生活の現場で実証的に探究しています。これまでの主な研究課題は、①沖縄の出生力転換、②東アジアの少子高齢化と「再生産領域のグローバル化」、③現代アジアのリプロダクションの国際比較研究です。現在の主な研究関心は、①少子高齢社会の生殖・再生産労働とジェンダー配置、②人口・家族と社会制度の国際比較、③人口社会学の理論的研究にあります。少子高齢化とグローバル化がすすむ現代社会で、生殖と再生産労働の担い手、社会的価値や規範、そのジェンダー構造はどのように変化しているのか。生殖、家事・ケア労働、トランスナショナルな子育て、人口・家族に関する社会制度などを研究課題に、日本・東アジアから北欧にもフィールドを広げ共同研究の展開を試みています。これまで・これからの研究を通じ、ジェンダーとアジアの視点から、人口・出生力理論の批判的検討を行うことも長期的な課題です。

■ ゼミ生の研究テーマ

2019年度後期から、「人口と家族の社会学」を主軸テーマとするゼミがスタートします。

研究業績

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