合同ゼミ合宿1日目(9月10日)

ずいぶん遅い報告になってしまい、もう冬ですが、9月10、11、12日と山口大学岡邊健ゼミとの合同合宿に行ってきました。

と言っても、二年目の今回は近畿編ということで大阪・神戸が合宿の舞台で、奈良女の学生さんにとっては旅行感が薄かったかも知れません。(ちなみに初回の昨年は広島でした)。

今回の宿泊先、ゼミの会場

今回の宿泊先、ゼミの会場

初日は、昼に集合し、西成区の釜ヶ崎を、「釜ケ崎のまち再生フォーラム、(一般社団法人)インクルーシブ・シティネット」さんにお願いして、まわりました。西成区の中の、特に釜ヶ崎のエリアは激動する大阪の行政の中でも、そのあり方をめぐって激しい議論がなされている地域です。

釜ヶ崎に関する講義

釜ヶ崎に関する講義

まずは、大阪市立大学のサテライトキャンパス(地下鉄動物園前駅近く)で、マンガ家でもあり釜ヶ崎の町でずっと仕事をしてきたありむら潜さんから町の歴史と現在について講義を受けました。

その後、二チームに分かれて、労働福祉センター、サポーティブハウス、シェルターなどを解説付きで見学しました。わたしは何回か来たことがありましたが、学生さんたちは初めての人がほとんどだったかと思います。皆さんどんなことを感じたでしょうか。

見学ツアーの後は、宿泊先の神戸学生青年センターに電車を乗り継いで移動しました。この日はツアーでの情報量があまりにも多く、また歩き回ったりもして疲れているだろうということで、お勉強は山口大の3年生に一言スピーチ(釜ヶ崎ツアーの感想と卒論で研究したいことについて)をしていただくだけにし、ゼミ生に持ってきてもらったたこ焼き器でタコパ的な食事をし、親睦を深め(られたのかどうかは微妙でしたが、笑)ました。

三角公園。視線の先には阿倍野ハルカス

三角公園。視線の先には阿倍野ハルカス

2日目は一日中ゼミなので、それほど遅くまでは起きていなかったと思います。ちなみに教員二人は、宿にも風呂はありましたが、近くにある銭湯(ふじ温泉)に行ってきました。とてもいい雰囲気でさっぱりとしました…。(2日目に続く)。