6月18日(土)、19日(日)の二日間、奈良女子大学で第14回福祉社会学会を開催しました。福祉社会学は、「福祉」を社会学的に探究する社会学の一分野です。

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 今回は、生活文化学科教員の井口が実行委員長で、大学院人間文化研究科の院生、生活文化学科学生などにスタッフとして手伝ってもらい、何とか、約115名の大会参加者をお迎えすることができました。

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初日は、今季一番の真夏日?の中、3つの自由報告部会と、一つのテーマセッションが行われました。私は足りなくなったレジュメの印刷やPCトラブルなどで走り回っていたので、ほとんど部会は聞けなかったのですが、活発な討論が繰り広げられていたようです。

初日の最後は、大学会館の生協食堂で、懇親会。中島人間文化研究科長の挨拶を皮切りにして、奈良の日本酒などを片手に、学問的な話、たわいもない近況などで盛り上がりました。規模の小さい学会ならではのアットホームな雰囲気で会を終え、何人かは二次会に消えていきました…。(私は、次の日のために奈良公園でのオクトーバーフェストを横目にちゃんと帰りました。)

二日目は、初日とうってかわってしっとりとした雨の奈良。私は鹿の来校を目の当たりにしたのですが、学会参加者の方たちはあまり見られてなかったようです。午前中の二つの自由報告部会、午後の総会、会長講演、大会シンポジウムと続いていきました。

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シンポジウム

 大会シンポジウムは市民公開企画で、学外の方たちや生活文化のスタッフも何人か参加してくれました。テーマは「領域横断性」で、福祉と、アート、農業、宗教との接点を考えていくという企画でした。登壇者は、障害者のアート活動を支援する場を作っているアトリエインカーブから神谷梢さん、埼玉県の見沼たんぼで福祉農園の実践をしている文化人類学者の猪瀬浩平さん、宗教と関連した組織によるホームレス支援について、釜ヶ崎などをフィールドに研究してきた白波瀬達也さんで、それぞれの魅力的なプレゼンと会場からのコメントを踏まえて討論をしました。二日間運営に走り回っていた私(井口)は、司会だったのですが、ようやく学会を味わうことができ、見た目の疲労とは裏腹に心の中は大興奮して、シンポジストたちの報告を聞いていました。

 学会大会の運営は、なかなか大変でしたが、知的興奮も得られ、また、手伝ってくれたスタッフ同士でも話も弾み、よい二日間となりました。シンポジウムは領域横断ということを掲げてやったのですが、様々な専門分野のそろう生活文化学科とも通じるものがあるシンポだったように思います。

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