江戸から明治・大正期の日本の生活文化史を、医療や衛生、美容といった人の身体に関わる問題を通して研究しています。たとえば、結核やハンセン病のような 感染症患者に対する社会の対応の歴史的変遷や、化粧・ダイエットが普及する背景にある衛生環境の変化について、医学書・文学作品・浮世絵・女性雑誌・新聞 など、多様な史料から分析しています。